「 スタンダード+小さなこだわり 」
      
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私にとってとても大切な革

以前、世話になっている革屋さんに

初めて伺った時
直接お会いして革に対する熱い想いに触れ
昔ながらの製法を守り続け大切に革を作り上げて行く工程を聞き
感動で震え涙がこみ上げてきたことを
今でも鮮明に覚えています。

 今日は具体的にどんな革なのか少し話させてください。

『革』とは...
動物の皮を「なめす」という加工をしたものを『革』といいます。
「なめし」とは...
皮が腐敗しないように施し、なめし剤(タンニン剤)によって
皮のコラーゲン繊維、組織を固定、安定化させ、
革としての基本的性質をつけていくことです。

なめし剤も
植物からできたモノや化学薬品的なモノがあったり
なめす方法も、
なめし剤の入った槽に皮を漬け込み、徐々に浸透させる方法、
ドラムでなめし剤を皮へ叩き込む方法、
その両方を合わせた方法、

実に様々なのです。

h u g 2で扱わせていただいている革は

樹皮から抽出された植物タンニン剤を
溶液でとかした槽(ピット)に、吊り下げた状態の皮を浸してなめす方法。
最も皮に負担のかかりにくい槽に漬け込む方法で
じっくり時間をかけてなめしあげた純正ぬめ革です。
 植物タンニンは、植物より抽出されているので
自然にも革にもとてもやさしいなめし剤なのです。

昔ながらの日本の風土にあった方法で、
皮の組織をできるだけ壊さないように
約1ヶ月から1ヶ月半かけて
じっくりと丁寧に仕上げられた革なんです。

最近では、巨大なドラムに皮とタンニン溶液を入れて
短時間でなめす方法が主流なんだそうですが...
短時間って何時間だと思いますか?
なんと5時間半!!
革の面積を広げるために叩いたりひっぱったりしてつくるところもあるそうなんです(悲)

コストや生産性を優先に考えてしまいがちなこの世の中で
5時間半あればできる工程を
約1ヶ月から1ヶ月半かけて
じっくりと丁寧に仕上げる。

いい革をつくることを第一に考えて大切に作られた革。
手間ひまを惜しまなく費やされた革。
いい革を作りたいという魂なくしては作れない。

そう思うんです。

使い込むほど柔らかくなり風合いが増し、
独特の色に変化しながら艶を増す。
まさに育つ革。
皆様にもこの育つ革を感じでいただければうれしいです。

大切につくられた革を大切に使いきるためにも
天然素材のため見られる多少の傷や色むらも
自然の風合いのひとつとしてみていただければ幸いです。

私は素晴しい革を手に出会えた事に感謝し
大切に作られた革を
私もその想いを受け継ぎ 
大切に大切に形にしていこうと思っています。



長文〜最後までお付き合いくださり
ありがとうございました